在ロンドン日本総領事館からの注意喚起。
ロンドンでは相変わらず偽警察官がウロウロしているようです。手口は一緒。職務質問のふりをしてクレジットカードの番号を聞き出し、ちゃっかりカードもパクってトンずらってパターン。
そしてもう一つが米国の永住権が当たったので手続きに必要な費用を振り込めっていう感じ。要するに振り込め詐欺です。
気をつけましょう。
在ロンドン総領事館からの注意喚起の詳細を添付しておきます。
1.偽警察官による詐欺
本年4月27日にもお知らせしましたように、日本人を標的にしたと思われる「偽警察官による詐欺」被害が後を絶たない状況となっています。つきましては、偽警察官と思われる人物に接した際には、以下(2)の対策をとるよう努めて下さい。
(1)詐欺の手口(例)
ア 自称外国人が邦人被害者に近づき、道を尋ねたり、写真撮影を依頼するなどして話しかけてくる。
イ 同邦人がこれに応じていると、警察官と称する者(私服)が現れ、偽造と思われる警察官IDを見せ、麻薬の捜査などと説明した上で、自称外国人と同邦人を尋問する。最初に、自称外国人が、求めに応じて偽警察官にIDや財布を提示し、クレジットカードの暗証番号を伝える。
ウ 次に、偽警察官は同邦人に対しても、ID及び財布を提出するよう求め、さらにクレジットカードの暗証番号等を聞いてくる。
エ 偽警察官は、財布から現金やカードを気づかれないように抜き取った後、IDや財布を返却して立ち去る。最初に話しかけてきた自称外国人も立ち去る。
オ その後、持ち去られたカードが不正使用されたり、現金が抜かれていることに気づく。
(2)対策
ア 見知らぬ人物が近づいて来た場合には、可能な限り関わり合わないようにする。特に、人気のない場所には絶対について行かない。
イ 警察官が、財布やクレジットカードの提示を求めたり、暗証番号を聞くことはないので、これに応じることなく、不審に感じた場合には、周囲にいる人に助けを求める。
ウ 万一本件犯罪に巻き込まれた場合には、速やかに警察へ通報するとともに、カードの停止措置を行う。
2.米国永住権に関わる詐欺
米国政府を装って「公募した米国の永住権が当選したので、指定の口座にお金を振り込むよう」指示をしたeメールが送付され、指定口座に送金したものの永住権当選の事実はなく、お金を騙し取られてしまうという詐欺が発生しています。
在英国米国大使館は、ホームページで米国政府は、永住権の当選についてインターネットで連絡をすることは一切無く、大使館への送金やウエスタンユニオン等の金融機関を通して、手数料等の支払いを求めることは無いので、気を付けるよう注意喚起を行っています。
つきましては、米国永住権の当選に関わるメールが届いた場合は、送金を行うことなく、不審に感じた場合には、まず、在英国米国大使館にお問い合わせください。
詳しくは、在英国米国大使館ホームページをご覧ください。
在英国米国大使館:http://london.usembassy.gov/ukpapress111.html
以上です。
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