またまた在ロンドン日本国総領事館から届いた安全・テロ情報でも転載しておきます。
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1.これまで類似に亘りお知らせした日本人をターゲットにした偽警官詐欺に関して、ロンドン警視庁は、在ロンドン日本国総領事館との連携の下、本年4月に1組の容疑者を逮捕しました。しかしながら、同警察によれば、本件犯罪には複数のグループが関わっている可能性があり、引き続き注意が必要であるとしています。つきましては、例年、夏になるとこの種の被害が拡大する傾向にありますので、下記情報を参考に十分ご注意ください。
なお、被害に遭われる方の多くは、旅行者や留学生です。旅行会社及び留学斡旋会社等の関係者の方は、注意喚起等をお願いいたします。
(1)犯罪の手口
(イ)見知らぬ人物が地図をもって質問をしてくる。
(ロ)これに応じていると、警察官(私服)と称する二人組みが現れ、偽造の警察IDを見せた上で、同人物が尋問を受ける。同人は、偽警察官にIDやクレジットカードを見せ、暗証番号を伝える。偽警察官は、無線機を使いどこかに確認をとる。
(ハ)次に、偽警察官は被害者の邦人に対し、ID及び所持しているすべてのクレジットカードの提示を求め、さらにカードの暗証番号を聞いてくる。正確な番号を言わないと警察署へ連れて行くと高圧的になる。
(ニ)偽警察官は、無線機でどこかに連絡をした後、カード類を返却するが、1~2枚を気づかれないように抜き取り、立ち去る。
(ホ)数十分以内にそのカードが不正使用される。
(2)対策
(イ)見知らぬ人物が近づいてきた場合には、可能な限りかかわり合わないようにする。また、人気のない場所には絶対について行かない。
(ロ)警察官が、クレジットカードの提示を求めたり、暗証番号を聞くことはないので、不審に感じられた場合には、周囲にいる人に助けを求める。
(ハ)本件犯罪に巻き込まれた場合には、速やかに警察へ通報するとともに、カードの停止措置を行う。
2.今回の容疑者逮捕には、邦人の方から寄せられた情報が大きく寄与しております。つきましては、同様の犯罪被害に遭われた場合には、最寄りの警察に届出て頂くとともに、差し支えない範囲で当館に報告いただければ、幸いです。報告頂いた情報は、個人が特定できない形で、広く在留邦人の方々への注意喚起等に利用させていただきます。
だそうです。気をつけましょう。。
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