ワーキングホリデーとはその名の通り働きながら休暇を過ごす制度です。日本とワーキングホリデー制度の協定を結んでいる国に行くことが可能です。現在はオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、シンガポール、デンマークの10カ国と協定を結んでいます。近々、台湾と協定を結ぶとかという話も・・・。各国ごとに制度が違うのでそれぞれの国のワーキンホリデービザを取得する必要があります。イギリスのワーホリは2001年から実施されています。
現在のイギリスのワーキングホリデー制度は『Youth Mobility Scheme(ユース・モビリティ・スキーム)』といわれ、2008年11月27日から施行されました。なので比較的新しい制度(2009年2月現在)なわけです。(ちなみに以前の制度では『Youth Exchange Scheme』という名称でした。)
この制度の特徴はというと
●滞在期間が2年間(以前は1年間)
●ビザを取得できる一年間の定員は1083名(以前は約400くらい)
●滞在している間、フルタイムで働くことができる。ただし起業、プロスポーツ(プロトレーナーも)、医師業務は不可。(他の国はパートタイムであり、同一雇用主のもとで3~6ヶ月までという決まりがあったりもする)
●語学学校への通学等の語学研修、ボランティア活動、オーペアに参加できる
などなどが挙げられます。以前の制度や他の国の制度と比べても新しい『Youth Mobility Scheme』の内容はかなり自由が利いて魅力的な印象です。
ビザの取得条件として
●年齢条件:申請時に18歳から31歳未満であること(以前は18~25歳以下)
●資金:申請日からさかのぼって3か月間継続して£1600以上の金額を有していること(その日その日のレートで計算されます)
●国籍:日本国籍で日本在住であること
●その他:有効なパスポート(有効期間が6ヶ月以上残っていて、余白のページが2ページ以上残っていること)
過去にワーキングホリデービザを使ってイギリスに滞在したことがないこと
などがあります。
18~30歳までの今しか経験できない一生に一度のビザなわけです。
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